IP TECH （Instrumental Polymer Technologies）社 は、カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点とする株式非公開企業であり、市場に分岐脂肪族ポリカーボネートを供給した最初の企業です。

現在もポリウレタン配合に使用する脂肪族ポリカーボネートポリオールの研究、開発、製造、販売に積極的に取り組んでいます。
 

• 脂肪族ポリカーボネートポリオールを球状のデンドリマー構造に合成した多機能架橋剤です。
• 分子の外殻にオキセタン基と水酸基を保有し、カルボキシル基およびイソシアネート基との反応が期待できます。
• デンドリマー（樹状）構造により緻密に設計されたポリカーボネートポリオールのコアにより、架橋後に塗膜の耐久性、基材との密着性を飛躍的に向上させます。
• VOCを含まない固形分100％でありながら低粘度で水系処方中に容易に分散が可能です。
   

• 架橋剤 ：デンドリマー表面にヒドロキシ基とオキセタン基が存在し、それぞれイソシアネート基およびカルボキシル基との反応が期待できるため、１液性のPUDやアクリルエマルションを強靭にします。特に、高Tg、高酸価のエマルジョンの耐久性を向上させるのに有効です。

• 界面活性剤、製膜助剤：球状のデンドリマー構造により疎水性領域と親水性領域が分離しています。そのため界面活性剤として作用し、濡れ剤としても非常に有用です。

• フロー剤、レベリング剤 ：外殻(末端)に高機能なアニオン性ヒドロキシル基が存在するため、水に完全に溶解し、水性処方のフロー剤やレベリング剤として非常に有効です。他のフロー剤、レベリング剤や造膜助剤とは異なり、100%固形分であり、VOCを含みません。
   

本書に記載されている情報は信頼できるものでありますが、特定の塗装に関すること、あるいは得られた結果についての適合性や正確性に関してはいかなる明言および保証はいたしません。本情報は、小規模の設備で行われた実験を基にしており、必ずしも最終製品のパフォーマンスを示しているわけではございません。　これらの原料を商業的に加工するにあたって様々な手段、状況、設備を使用することから、開示された用途に対する製品の適合性について、いかなる保証もいたしません。フルスケールテストおよび最終製品のパフォーマンスは使用者の責任となります。 Instrumental Polymer Technologies社および㈱GSIクレオスは当社の直接の管理が及ばない範囲での取り扱いに関しては一切の責任を負いません。販売者は、商品性および特定の目的への適合性に関する黙示の保証を含む、明示または黙示を問わず、いかなる保証も行いません。ここに記載されている事項は、許可、推奨、および特許所有者の許可なしに特許を取得した発明を実施するための誘導であるとは見なされません。