EPDMの特性

  • 飽和骨格による耐熱性、耐酸化性、耐オゾン性、耐候性
     
  • 非極性骨格による高い電気抵抗
     
  • 耐極性溶剤性:水、酸、アルカリ、ケトン、アルコール等
     
  • -60℃のガラス転移点、低温下での高柔軟性
     
  • 強靭な機械特性:引張強度、引裂強度、耐摩耗性

主剤としての液状EPDM‐TRILENE®

  • 米Lion Elastomer社が独自の技術で液状化
     
  • 各種ゴム、木、鉄、コンクリート、プラスチック(TPO含む)へ良好な密着性を保持
     
  • UV硬化、またはパーオキサイド硬化で使用可能
     
  • 炭化水素系溶剤で容易に希釈可能
     
  • 処方により2~4時間での常温硬化が可能
     
  • 処方例は別紙にて掲載

改質剤としての液状EPDM‐TRILENE®

   

  • 推奨添加量:5~10%
     
  • パーオキサイド硬化剤は必須ではありません
     
  • 樹脂系を選ばず添加可能、エポキシ等の高極性樹脂にも推奨添加量内では容易に相溶可能
     
  • 耐薬品性、耐候性、柔軟性を塗膜へ付与
     
  • 推奨添加量内であれば最終塗膜にタックは残りません

製品リスト‐TRILENE®

製品 Diene % E/P比率 分子量 固形分
Trilene 65 10.5 DCPD 50/50 7,000 >99%
Trilene 65D
(水分散開発品)
10.5 DCPD 50/50 7,000 50~60%