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近頃、PFAS代替品に関するお問い合わせが多数寄せられています。PFAS と同等の防汚性を実現するのは難しく、現時点では、PFAS代替の一般的なソリューションはありません。ただし、お客様のニーズを満たす可能性のあるご提案がいくつかあります。
水酸基またはメトキシ基と架橋できる塗料処方については、下記の Siltech 製品をご提案します。
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これらのシリコーン樹脂との相溶性の問題に対処するには、凝集剤を併用する必要がある場合があります。相溶性の問題を軽減するために、以下の成膜型エマルション製品もおすすめします。
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一般的なPFAS 代替品については、下記の通りとなります。
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※これらの選択肢は特定の用途を対象としているため、用途に応じて選択する必要があります。
ポリエーテル変性シリコーンは化粧品業界では、ジメチコンコポリオールとして知られています。
疎水性シリコーン骨格と、親水性ポリーエーテルペンダント状に付いています。これらの製品はマルチペンダントでリニア状ポリマーです。
Siltech社はポリエーテルシリコンの幅広い製品と同様に顧客の特殊なアプリケーションに合わせた製品持っています。これらの製品の多くは化粧品用グレードです。
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*D=Dispersible(分散性)
*S=Soluble(溶性)
*I=Insoluble(不溶性)
Silmer G-162シリーズは、シクロペンタシロキサンに独自の(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマーを加えたシリコーンエラストマーのシリーズであり、ベースポリマーに加える添加剤の種類により、番手ごとの異なる特性を付与しています。
Silmer G-162シリーズは、光沢の付与、顔料分散性の向上、柔らかさの付与など、各種化粧品処方に使用されます。Silube 550は、ウレタンシロキサンベースとなっています。
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*D=Dispersible(分散性)
*S=Soluble(溶性)
*I=Insoluble(不溶性)
100%シリコンのシリコンマルチエステルはトリメチロールプロパンベースで分岐シリコンが可能です。
酸化安定性と高い酸化開始温度優れており、高いシリコンポリマーとトリメチロールプロパンエステルとの関連性があります。
高い温度での潤滑油での使用、燃焼エンジン、ギアボックスなどの嫌気性システムなどに使用できます。
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シリコーン4級脂肪酸ポリエーテルで脂肪酸はラウリン酸~ステアリン酸までと幅広いです。
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アルキルグループC1~C8までで、これら製品はヘキサグリコールの70%品です。
4級ジアルキルは繊維に対して実質的に付与し柔軟性で無黄変色、繊維用途で耐電特性も付与します。
これら製品はガラスや自動車の撥水性効果に優れます。
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*D=Dispersible(分散性)
*S=Soluble(溶性)
*I=Insoluble(不溶性)
トリメチルシロキシグループの動力学反応のシリケート製品です。シリコンベースで架橋ネットワークを構築致します。これら製品はたびたびMQレジンと呼ばれます。テトラフンクショナルシリコン原子のネッワークを構築し、Qグループはシリコン原子を4個の酸素が付いており、Mグループはシリコン原子に1個の酸素と3個はアルキル基が付いて居ます。
SilmerQは、一般的にMQレジンと呼ばれており、M構造とQ構造で構成されたレジンのシリーズです。
各々の特異的構造、分子量、架橋密度により、流動性のある液体タイプ、固体を溶媒に溶解させたタイプが提供可能です。全ての品番が透明な液体です。
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多くの分枝化したポリエーテル変性シリコーンで、通常のポリーエーテル変性シリコーンと比べて付着性が高いです。
または男性や伸長性のようなレオロジー特性の改善をします。
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Silmer VQは、反応性ビニル基を有するMQレジンのシリーズです。2液性シロキサンVIN/SiH硬化システムの伸び、引裂強度を改善する。
G-180シリーズは、VQレジンとビニル末端シロキサンのブレンドでハンドリング性が非常に良いです。
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多くの分枝化したポリエーテル変性シリコーンで、通常のポリエーテル変性シリコーンと比べて付着性が高いです。また消泡剤としても使用可能です。
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Siltech社では2種類のアミノ変性シリコーンを提供しています。
1種類目が、第一級アミン-第二級アミンです。
2種類目が、可溶性の第一級アミン、第二級アミンです。
これらはアミノメチルアミノプロピルをベースにしたアミンです。
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可溶化第一級アミン-第二級アミンで、ポリエーテル基により可溶化したアミノエチルアミノプロピルシリコーンです。
化粧品用途、テキスタイル産業用途における滑らかさと柔軟性の付与します。また黄変が少なく、繊維への付着性が高いです。
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Siltech社では、ポリエーテルエステル変性シリコーンおよび、ラウリン酸やイソステアリン酸などを用いたカルボキシル変性シリコーン提供しています。
これらの製品は優れた乳化剤であり、毛髪と繊維に対する良好なコンディショニング効果を有します。
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*D=Dispersible(分散性)
*S=Soluble(溶性)
*I=Insoluble(不溶性)
Siltech社では、遊離酸もしくはナトリウム塩のリン酸変性シリコーンを提供しています。本シリーズの製品は、起泡性と湿潤性に優れ、乳化力や洗浄力も高く、アニオンとしての性質から、ガラスや他の表面に対する付着性も高いです。
また、イオンや金属イオン封鎖作用を有しており、防錆特性を示します。
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カチオン化シリコーン、アニオン化シリコーンの塩構造のシリコーンコンプレックスです。
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シリコーン骨格にヒマシ油のトリグリセリドを結合することで、ヒマシ油を配合した市販製品との相性を高めています。
化粧品用途においては、艶の付与、処方の感触改良に優れた効果を発揮します。
インキ・コーティング用途においては、スリップ性と耐擦傷性を向上させます。
特定のコーティング系においては、水酸基を反応させることで落書き防止性を付与します。
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水への完全または部分的な溶解性を付与したポリエーテル共変性タイプのアルキル変性シリコーンを供給します。
Siltech社は、全てのアルキル変性シリコーンワックスに水への溶性を付与することが可能であり、下記リストは代表製品のみを抜粋したものです。
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*D=Dispersible(分散性)
*S=Soluble(溶性)
*I=Insoluble(不溶性)
C2~C32のアルキルペンダント基をベースとしたアルキル変性シリコーンです。シリコーンとアルキル基の比率とアルキル基の鎖の長さの違いによりそれぞれ融点が異なっています。
テキスタイル用途、金属加工用途、自動車用途における優れた潤滑性があり、テキスタイル用途において、生地に撥水性、撥油性を付与します。
またインキ・コーティング用途においては、フロー、レベリング、スリップ性、耐擦傷性を付与し、化粧品用途においては、処方に艶、ソフトタッチ性を付与します。
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*D=Dispersible(分散性)
*S=Soluble(溶性)
*I=Insoluble(不溶性)
Siltech社は、通常のフッ素変性シリコーンのほか、アルキル(またはポリエーテル)ペンダント基をもたせたフッ素変性シリコーンを提供している。フッ素の優れた特性である耐溶剤性、潤骨性やスリップ性を付与します。シリコーンとフッ素の比率は、お客様のニーズにあわせてカスタマイズすることが可能です。
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*D=Dispersible(分散性)
*S=Soluble(溶性)
*I=Insoluble(不溶性)
Silmerシリーズは多官能の反応基を持ったタイプと線状構造の末端に2官能基のシリコンプレポリマーがあります。これらのシリコンは種々の塗料、プラスチックの樹脂にシリコンが組み込まれます、それぞれの反応において同系ですが、カスタムメイドかされている系が多くなっています。
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直鎖シリコーン特有のすばらしい滑りと、耐擦傷性、耐汚染性を付与すると同時に、一定の架橋度を持たせることでシリコーンポリマーの定着性を高めている。
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下記のトリメトキシシラン官能性シロキサンは、シラノール、有機水素基、アルコキシシランとの縮合反応により硬化します。低速硬化の縮合に使用可能なほか、より早い硬化時間を得るためにスズ、チタン触媒と併用することも可能です。また疎水性を得るため顔料と反応させることも可能です。
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シリコーンは消泡剤として広く用いられており、パルプ・紙産業、塗料・コーティング、水処理、その他の様々な用途で欠かせないものとなっています。Siltech社は、疎水性シリカを使用したエマルションのほか、特殊なポリエーテル変性シリコーンを消泡剤として提供しており、塗料・コーティング、パルプ・紙産業、金属加工油剤などの用途で使用されています。
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Silmer G-100およびSilmer G-200シリーズは、2成分の透明なシリコーンジェルであり、感圧形接着剤(粘着剤)、カプセル化、衝撃吸収剤(緩衝剤)など種々の用途で使用可能となっています。
Silmer G-100シリーズは、付加反応型の透明なシリコーンジェルであり、柔らかく粘着性の高いものから、硬質なラバー状のものまでラインナップしています。様々な引張強度に対応可能であり、幅広い温度条件で使用可能です。
また耐薬品性、耐電性にも優れています。特に歯科用型取り材、カプセル化、衝撃吸収剤、フォトニクス、航空宇宙産業において有用です。
Silmer G-100シリーズの硬化特性:100℃、1時間
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Silmer G-200シリーズは、2成分で透明な有機のシリコーンエポキシレジンです。 本シリーズによって得られるハイブリッドジェルは、様々な引張強度に対応可能であり、 全ての番手が幅広い温度条件で使用可能かつ、耐薬品性、耐電性にも優れています。
本シリーズは、シリコーンの柔軟性とエポキシレジンのショア硬さという特徴を兼ね揃えています。
Silmer G-200シリーズの硬化特性:100℃、12時間
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単官能性シロキサンで線状の末端に一つの官能基持った単官能基シリコンシリーズです。これら製品は反応系に使用され、シリコン分子として供給され直線状構造の末端と反応します。
下記リストは Siltech社より提供可能な製品のごく一部です。アミン、エポキシド、ポリエーテル、イソシアネートなど、各種官能基を導入しております。
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Siltechで社は各種シリコーンオイル(別名 ポリジメチルシロキサン)を提供しており、様々な用途で幅広く使用されています。
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多くの場合、シリコーンオイルは希釈した状態で使用することが理想的です。このように使用する場合、シリコーン化合物は乳化されている必要です。Siltech社のエマルションは幅広い用途で使用可能であり、離型剤、潤滑剤、タイヤ・家具の艶だし剤、化粧品用途のコンディショニング剤として使用できます。
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[お問い合わせ] 化成品部営業課 TEL 03-5418-2129 chemicalsec@gsi.co.jp