フッ素系界面活性剤とは?
フッ素系界面活性剤は、パーフルオロアルキル基などのフッ素系骨格を持つ界面活性剤です。
他の一般的な界面活性剤(シリコーン系や炭化水素系)と比較し、より低い表面張力を実現することができ、様々な用途に使用が可能です。

製品一覧
下表は代表品番を記載しています。代表品番以外にも顧客ごとのカスタマイズ対応が可能です。

従来品代替として、環境規制リスクの低い非PFHxAタイプのフッ素系界面活性剤を提供しております。
従来品等同等の性能を発揮することが可能です。難分解性の問題を解決している一方、耐熱性は従来品に劣る場合がございますので、耐熱性が必要な用途での使用は限定的です。

PFAS*を含まないフッ素系界面活性剤です。
PFASを含まないため、従来品に比べて性能は大きく劣りますが、用途によっては従来品の置き換えが可能です。特にレベリング用途等での実績化が進んでおります。
*PFASはECHA(European Chemicals Agency)定義

実績用途例
防汚性/レベリング性を付与
基油の拡散防止
PTFEの溶剤分散
塗工時のレベリング性付与


現在のフッ素系界面活性剤の主流骨格であるC6F13は欧米を中心に環境規制リスクがあるとみられています。(規制内容・時期などの詳細は現時点では不明)
C6F13を有しない短鎖フルオロアルキル基含有タイプのフッ素系界面活性剤を展開しています。
〇 C6F13を含まないため規制リスクが低い
× フッ素含有量が低いことから現行フッ素系界面、活性剤の代替は限定的
レジスト液のレベリング用途などで使用を想定
ユニケム社品の強み
- カスタマイズ対応
- 低価格
- 継続供給と安定供給
- 環境規制対応技術
各種顧客課題に対応

[お問い合わせ] 化成品部営業課 TEL 03-5418-2129 chemicalsec@gsi.co.jp